電動ドライバードリルおすすめ

出典:Amazon

電動ドライバードリルは、木工DIYの核となる電動工具。

その重要な役割を考えれば、当然のことである。

  • ネジ締め・ネジ外し
  • 穴あけ

この記事では、電動ドライバードリルの選び方と、比較すべきポイントについて徹底解説をしている。

おすすめの機種を、厳選ご紹介もしている。

いち早くおすすめを確認したい方は、電動ドライバードリルおすすめ5選へ

電動ドライバードリルをお探しの方には、とても参考になる内容になっている。

ぜひ最後まで読んでほしい。

なお本記事は、コード式の電動ドライバードリルにフォーカスし解説を行っている。

主流である充電式の電動ドライバーについては、以下のページで詳しく取り上げている。

工具費や木材費!その資金を捻出する方法をご紹介!
「どう資金を捻出するか」「どう支出を抑えるか」。金策は木工DIYにおいて必須スキルだ。本記事はその金策スキルについて徹底解説をする。 詳細記事はコチラ
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穴あけ・ネジ締めができる電動工具とガイドの種類

穴あけ・ネジ締めができる電動工具とガイドには、どんなものがあるのか?

特に木工DIYの初心者は、まずは知ることが大事だ。

穴あけ・ネジ締めができる電動工具とガイドには、これだけの種類がある。

これら電動工具とガイドについては、個別に記事を用意している。

ぜひ合わせて参照してほしい。

電動工具・ガイド 用途 個別記事
電動ドライバー 穴あけ・ネジ締め 記事を読む
インパクトドライバー 穴あけ・ネジ締め 記事を読む
電気ドリル 穴あけ 記事を読む
振動ドリル 穴あけ 記事を読む
振動ドライバードリル 穴あけ・ネジ締め 記事を読む
ハンマードリル 穴あけ 記事を読む
卓上ボール盤 穴あけ 記事を読む
ドリルスタンド 穴あけガイド 記事を読む
ポケットホール 穴あけガイド 記事を読む
ダボ穴開け治具 穴あけガイド 記事を読む

参考までに各メーカー、コード式 電動ドライバードリルを以下のように名称している。

ハイコーキ ドライバドリル
マキタ ドライバドリル
リョービ ドライバドリル
BOSCH ドライバードリル
ブラックアンドデッカー ドリルドライバー
アイリスオーヤマ ドライバドリル
髙儀 EARTH MAN ドリル&ドライバー

なお、木工DIY部では

  • 充電式は電動ドライバー
  • コード式は電動ドライバードリル

と、充電式とコード式を区別するために、そう呼称している。

電動ドライバードリルとインパクトドライバーの違いどっちがいいの?

電動ドライバーとインパクトドライバーは、どっちを選べばいいのか?

結論は、2台とも持ち合わせるのがベスト。

なぜなら、電動ドライバーとインパクトドライバーの役割は同じであるものの、2台あれば適材適所に使い分けすることができるからである。

  • 精度を必要とする繊細な作業には電動ドライバー
  • パワーが必要な作業にはインパクトドライバー

電動ドライバードリルとインパクトドライバーは、ビット回転の構造原理が違う。

  • 電動ドライバーは回転のみ
  • インパクトドライバーは回転に打撃が加わる

その構造原理の違いは、動画をみると分かりやすい。

電動ドライバーによるネジ締め

インパクトドライバーによるネジ締め

更に、どんな違いがあるのかの理解を深めて頂くために、それぞれの特徴、メリットとデメリットを表にまとめてみた。

項目 電動ドライバー インパクト
構造原理 回転 回転と打撃
回転スピード 劣る 優れる
パワー(トルク) 劣る 優れる
トルク設定 不可
チャック キーレスチャック 六角軸
取付ビット 丸軸・六角軸 六角軸
スピード調整 自由自在 一定の回転数
得意な作業 小サイズのネジ締め
割れやすい材へのネジ締め
繊細な穴あけ
大サイズのネジ締め
堅い素材へのネジ締め
ボルト締め
価格 標準 少し割高

なお、インパクトドライバーについては、以下のページで詳しく解説をしている。

どちらを選ぶかで迷われている方は、ぜひ参考にしてほしい。

コード式と充電式

電動ドライバードリルには、2つのタイプがある。

  • コード式
  • 充電式

コード式と充電式のメリットとデメリットは、それぞれの特徴を対比させると分かりやすい。

項目 充電式 コード式
用途 ネジ締め・穴あけ ネジ締め・穴あけ
操作性 優れる 劣る
使用場所 どこでも可 コンセントが必要
電力 バッテリ容量による 安定
維持費 バッテリの買替 不要
価格 高価 安価

電動ドライバードリルは、圧倒的に充電式が主流になっている。

操作性、使い勝手の良さを考えると当然のことだと言えるだろう。

ただ、使う場所が限定的。コードの煩わしさが苦にならない。

かつ、経済的なことを重視される方は、本記事でご紹介しているコード式の電動ドライバードリルがベストな選択だと言えるだろう。

充電式の電動ドライバーについては、以下のページで詳しく取り上げている。

選び方と比較のポイント

電動ドライバードリルの選び方、ポイントは3つある

電動ドライバードリル選びは、コツを知ると容易になる。

選び方と比較のポイントは、おおきく3つある。

  • 消費電力
  • トルク(締付力)
  • 回転数(毎分)

消費電力

消費電力

消費電力は、コード式の電動工具のパワーを示す一番の指標となる数値だ。

消費電力が高いほど、相対的に締付力と穴あけ能力は高くなる。

この後ご紹介する電動ドライバードリルは、以下の消費電力のものを選んでいる。

70W 、90W、160W、320W。

最強は、もちろん320Wである。

トルク(締付力)

トルク(締付力)

トルク(締付力)は、電動ドライバードリルの一番重要な要素だ。

トルクが高いと、相対的に穴あけ能力も高くなる。

トルクは、ザックリ以下の式で決まる。

消費電力 + 電動ドライバードリル本体の性能 = トルク

トルクの単位は、「N・m」で示される。

トルクは、取扱説明書やカタログに記載されている。

※マキタ社は記載されていない。

電動ドライバードリル本体の性能は、明確に数値化することはできないが、トルクと消費電力の数値はハッキリしている。

だからトルクと消費電力は、非常に重要な要素なのである。

回転数(毎分)

回転数(毎分)

回転数も重要な要素だ。

毎分の回転数の単位は、「min−1」で示される。

なぜなら、マキタのようにトルク(締付力)が明記されていない場合に、消費電力とこの回転数で逆算し、トルクを予測することができるからである。

以下は、次項でご紹介する電動ドライバードリル5機種の、消費電力と最大トルクと回転数を表にしたものである。

機種 消費電力 トルク 回転数
髙儀 DDR-120 70W 7.8N・m 0~500
Black+decker KR112 90W 6.9N・m 0~650
リョービ CDD-1030 160W 30N・m 0~1000
マキタ MDF001 320W 記載なし 0~1500
マキタ MHP001 320W 記載なし 0~1500

マキタ製の最大トルクの記載はないものの、消費電力と回転数から逆算すると、マキタ MDF001とマキタ MHP001は、下記の範囲の最大トルクであると予測することができるだろう。

マキタ製の最大トルクは、40~50N・m

あくまで予測の数値であるが、参考にしてほしい。

電動ドライバードリルおすすめ5選

電動ドライバードリルおすすめ5選

それでは、おすすめのコード式 電動ドライバードリル5機種をご紹介する。

電動ドライバードリルは、充電式が圧倒的に主流であるため、コード式はそれほど高出力なモデルは製造販売されていない。

充電式の電動ドライバーは、電動ドライバーおすすめ17選!選び方と比較のポイントを徹底解説!で詳しく解説をしている。

各機種を比較ができるように

  • 消費電力
  • トルク(締付力)
  • 回転数(毎分)
  • 穴あけ能力
  • 商品レビューへのリンク
  • 取扱説明書へのリンク
  • 価格

もバッチリ掲載している。

マキタ製はトルク(締付力)が記載されていないが、相当あるものと思われる。その理由は、前項で詳しく解説をしている。

木工DIYでバリバリ使用するのであれば、最大トルク30N・m以上あるリョービ製かマキタ製がおすすめ。

最安値が探せるリンク集も用意しているので、ぜひ活用してほしい。

  1. 髙儀 EARTH MAN DDR-120
  2. ブラックアンドデッカー KR112
  3. リョービ CDD-1030
  4. マキタ MDF001
  5. マキタ MHP001

1. 髙儀 EARTH MAN DDR-120

タイプ コード式 電動ドライバードリル
商品画像
最大トルク 7.8N・m
穴あけ能力
木工 10mm
鉄工 6mm
電源 消費電力 単相100V 70W
回転数(毎分) 0~500
先端形状 キーレスチャック 最大径10mm
質量 1.15kg
公式サイト 詳細を見る
評価ページ 商品レビューを見る
Amazon 2,845円
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2. ブラックアンドデッカー KR112

タイプ コード式 電動ドライバードリル
商品画像
最大トルク 6.9N・m
穴あけ能力
木工 10mm
鉄工 5mm
電源 消費電力 単相100V 90W
回転数(毎分) 0~650
先端形状 キーレスチャック 最大径10mm
質量 0.94kg
公式サイト 詳細を見る
評価ページ 商品レビューを見る
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3. リョービ CDD-1030

タイプ コード式 電動ドライバードリル
商品画像
最大トルク 30N・m
穴あけ能力
木工 21㎜
鉄工 8㎜
電源 消費電力 単相100V 160W
回転数(毎分) 0~1000
先端形状 キーレスチャック 最大径10mm
質量 1.0kg
取扱説明書 ダウンロード
評価ページ 商品レビューを見る
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4. マキタ MDF001

タイプ コード式 電動ドライバードリル
商品画像
最大トルク 記載なし
穴あけ能力
木工 28mm
鉄工 10mm
電源 消費電力 単相100V 320W
回転数(毎分) 0~1500
先端形状 キーレスチャック 最大径10mm
質量 1.2kg
取扱説明書 ダウンロード
評価ページ 商品レビューを見る
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5. マキタ MHP001

タイプ コード式 振動ドライバードリル
商品画像
最大トルク 記載なし
穴あけ能力
木工 28mm
鉄工 10mm
コンクリート 8mm
電源 消費電力 単相100V 320W
回転数(毎分) 0~1500
先端形状 キーレスチャック 最大径10mm
質量 1.2kg
取扱説明書 ダウンロード
評価ページ 商品レビューを見る
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マキタ製「MDF001」と「MHP001」、両機種の違いは、振動機能の有無にある。

振動機能が装備されたMHP001はコンクリートへの穴あけも可能。

振動ドリルについては、以下のページで詳しく解説をしている。

ドリルスタンドと電動ドライバードリルを併用する

「電動ドライバードリルで真っすぐ垂直な穴があけたい」

そう考えるのであれば、ドリルスタンドは有効な手段だ。

なぜなら、ドリルスタンドと電動ドライバードリルを併用すれば、フリーハンドよりも精度の高い穴あけをすることが可能だからである。

ドリルスタンドについては、以下のページで詳しく解説をしている。

延長コードを探す

屋外で電動ドライバードリルを使用するなら、延長コードはマストアイテムだ。

延長コードは、使い勝手の良いコードリールタイプがおすすめだ。

延長コードについては、以下のページで詳しく解説をしている。

屋外でのバッテリー充電にポータブル電源

コンセントが無い環境下。

屋外で電動ドライバードリルを使用するのに、有効なのがポータブル電源だ。

屋外で大活躍するポータブル電源が、いま注目のアイテムになっている。

  • 屋外のDIY
  • キャンプや車中泊といったアウトドア
  • 災害時の備えのための防災グッズ

ポータブル電源については、以下のページで詳しく解説をしている。

人気ランキングと口コミを参考にする

人気ランキングと口コミを参考にする

最後に電動ドライバーの人気ランキングがチェックできるリンク集を用意した。

売れ筋をチェックしながら口コミ・レビューに目を通すやり方は、商品選びの際の基本中の基本のやり方だ。

どれを選ぶべきかで結論がでない方は、人気ランキングと口コミをぜひ参考にしてほしい。

電動ドライバーの売れ筋人気ランキングをチェックする

まとめ

電動ドライバードリルについて解説をした。

電動ドライバードリルは、木工DIYの核となる電動工具だ。

この記事を参考に、あなたにとってベストな電動ドライバードリルを、ぜひ見つけ出してほしい。

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