「ジグソーブレードのタイプと種類は?」
「ジグソーブレードの選び方は?」
数多あるブレードの中から選ぶのだから、迷うのは当然のことだ。
このページでは、ジグソーブレードの選び方について詳しく解説を行う。
ブレード選びは、種類タイプとポイントを押さえてしまえば容易になる。
おすすめの替刃もご紹介しているので、ブレードの選び方がいまいち良く分からないといった方は、ぜひ参考にしてほしい。
なお、ジグソー本体については、以下のページで詳しく解説をしている。
ブレードのタイプは2つある
ブレードのタイプは、大きく2つある。
- Bタイプ
- スタンダードタイプ
2つのタイプは、以下のようにも呼ばれる。
Bタイプ |
ボッシュタイプ Tシャンクタイプ |
---|---|
スタンダードタイプ |
ねじ押しつけタイプ 兼用タイプ |
ジグソーブレードはBタイプが主流
ジグソーブレードは、Bタイプが主流である。
現在、Bタイプを採用するジグソーが大半を占めている。
もちろん、国内主要メーカーである、マキタ、ハイコーキ、リョービも、Bタイプの規格に合わせてブレードを製造販売している。
つまり、Bタイプは互換性が高い。
Bタイプの名称の由来は、BOSCHの頭文字からだと言われている。
Bタイプは、ワンタッチでブレード交換できるので、取り付け工具は不要。
デメリットは皆無。Bタイプにあるのはメリットだけである。
- ブレードの取付けが簡単にできる
- 互換性がある
以上のことから、これからジグソーを買い求める方は、Bタイプを採用しているジグソーを選ぶことを強くおすすめする。
なお、ジグソー本体については、以下のページで詳しく解説をしている。
ジグソーブレードの選び方
ブレード選びは、4つのポイントがある。
- ブレードの種類
- カット方法
- 切断能力(材の厚さ)
- 山数(仕上げ方)
4つのポイントをキッチリ把握すれば、どのブレードが良いのかが自ずと見えてくる。
それでは、1つずつ見ていこう。
1. ブレードの種類
ジグソーブレードの種類は、3つに大別することができる。
- 木材用
- 金属用
- 特殊材用
どういった材質のものが切断できるのかを、具体的にまとめてみた。
木材用 |
一般の木材 合板 集成材 化粧板 MDF |
---|---|
金属用 |
鉄 ステンレス アルミ |
特殊材用 |
プラスチック アクリル板 カーボンファイバー 窯業系サイディング 石膏ボード・FRP タイル・ガラス ゴム・発泡スチロール ダンボール |
ちなみに、プラスチックは殆どの木材用のブレードでカットすることが可能だ。
このページでは、木材用のブレードにフォーカスし解説を行っている。
金属用と特殊材用のブレードについては、以下で確認することができるので、ぜひ活用してほしい。
2. カット方法
ジグソーのカット方法は、主に2つある。
- 直線カット
- 曲線カット
曲線カット用のブレードは、ブレードの幅が狭くなっているのが特徴だ。
ブレードの幅が狭いと抵抗を減らす事できるので、小回りが利くのである。
曲線カットと切り抜きのスペシャリストである、糸ノコ盤のブレードを思い浮かべてもらうと分かりやすいと思う。
逆に直線カット用のブレードは、ブレードの幅が広い方が切断時に安定するので適している。
適材適所にブレードを使用しないと、材をうまくカットすることはできない。
ジグソーブレードは、直線カット用と曲線カット用を使い分けるのが大事なのである。
なお、糸ノコ盤については、下記のページで詳しく解説をしている。
3. 切断能力(材の厚さ)
木材の厚みのチェックも大事なポイントだ。
なぜなら、切断能力はブレードそれぞれによって異なるからである。
2×4材であれば、厚みが38mmあるので、切断能力が38mm以上のブレードが必要ということになる。
例えば切断能力が以下の数値を示すブレードであれば、2×4材の厚みをカットすることが可能ということになる。
- 3~50mm
- 5~50mm
- 5~55mm
切断能力は、刃長で決まる。
切断能力は必ず明記されているので、必ずチェックすることを覚えておこう。
4. 山数(仕上げ方)
刃の山数は、カットの仕上がりを決める最重要ポイントだ。
山数は、ブレード1インチ当りにどれだけの刃があるのかを示している。
- 山数が多いほうが切断面がキレイ
- 山数が少ないほうが速くカットができる
ちなみに木工DIY部では、以下を目安にブレードを選んでいる。
- スピードカットを重視するのであれば、6~8山
- 仕上げカットを重視するのであれば、9~14山
化粧版などをカットするのであれば、バリがあまりでない逆目ブレードがおすすめだ。
ただし、逆目ブレードはベースプレートが浮きやすく、ジグソーをしっかりと押さえる必要があるので注意が必要だ。
ブレードの替刃 木工用のおすすめを厳選
消耗品であるブレードの替刃は、なるべく安く入手したいところだ。
そこで木工DIY部が独自に、木工用のおすすめブレードを厳選した。
おすすめブレードは、以下4つに大別した。
- 直線カット スピード重視
- 直線カット 仕上げ重視
- 曲線カット
- 逆目ブレード
メーカーは、マキタ、ハイコーキ、BOSCHの3社。
もちろん、ブレードは全てBタイプを選んでいる。
ブレードの全長、山数、切断能力も記載している。
最安値がチェックできるリンク集も用意しているので、ぜひ活用してほしい。
メーカー 品番 入数 |
全長 山数 切断能力(木材) |
最安値を探す |
---|---|---|
マキタ A-15039 5枚入 ¥987 |
180mm 6山 5~135mm |
|
ハイコーキ 0032-0471 5枚入 \824 |
105mm 6山 5~55mm |
|
BOSCH T-144D 5枚入 \927 |
100mm 6~8山 5~50mm |
|
BOSCH T-244D 5枚入 ¥1,480 |
100mm 5~6山 5~50mm |
メーカー 品番 入数 |
全長 山数 切断能力(木材) |
最安値を探す |
---|---|---|
マキタ A-15774 5枚入 ¥877 |
105mm 9山 3~50mm |
|
ハイコーキ 0032-0460 5枚入 ¥480 |
88mm 9山 20~45mm |
|
ハイコーキ 0032-0461 5枚入 ¥436 |
83mm 12山 ~20mm |
|
BOSCH T-308B 5枚入 ¥1,473 |
117mm 11山 5~50mm |
|
BOSCH T-234X 3枚入 ¥1,280 |
117mm 8~13山 2~65mm |
メーカー 品番 入数 |
全長 山数 切断能力(木材) |
最安値を探す |
---|---|---|
マキタ A-15849 5枚入 ¥610 |
75mm 14山 2~30mm |
|
ハイコーキ 0032-9595 5枚入 ¥749 |
77mm 14山 ~20mm |
|
BOSCH T-101AO 5枚入 ¥1,109 |
76mm 19山 1.5~15mm |
|
マキタ A-15914 5枚入 ¥804 |
105mm 9山 3~55mm |
|
ハイコーキ 0032-0473 5枚入 ¥688 |
105mm 9山 20~55mm |
メーカー 品番 入数 |
全長 山数 切断能力(木材) |
最安値を探す |
---|---|---|
マキタ A-15855 5枚入 ¥1,014 |
90mm 12山 3~30mm |
|
BOSCH T-101BR 5枚入 ¥1,500 |
100mm 10山 3~30mm |
サンダーで切断面をサンディングする
ジグソーでカットした材の断面を、キレイにサンディングするにはサンダーが必要だ。
凸面、凹面のサンディングには、添え置型のベルトディスクサンダーやスピンドルサンダーが有効だ。
手持ちのサンダーであれば、ランダムサンダーとマルチサンダーが効果的だ。
サンダーについては、下記のページで詳しく解説をしているので、ぜひ参考にしてほしい。
まとめ
ジグソーブレードの選び方について解説をした。
ブレード選びは、ポイントを押さえれば容易になる。
この記事を参考に、あなたにとってベストなジグソーブレードを、ぜひ見つけ出してほしい。
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両店については、以下のページで詳しく解説をしている。
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