ベルトサンダーは角型が主流

木工DIYで使用するベルトサンダーは、大きく2つのタイプがある。

  • 手持ちタイプのベルトサンダー
  • 据え置きタイプのベルトディスクサンダー

この記事では、手持ちタイプのベルトサンダーに焦点を当て解説を行う。

おすすめ5機種を比較。

また、消耗品である替えベルト、番手の選び方についてもご紹介をしている。

どのベルトサンダーを選べば良いのかいまいち分からない。

といった方には、とても参考になる内容となっている。

ぜひ最後まで読んでほしい。

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サンダーの種類

木工で活躍するサンダーには、これだけの種類がある。

これらサンダーについては、個別に記事を用意している。

ぜひ合わせて参照してほしい。

ベルトサンダーは角型が主流

ベルトサンダーは角型が主流

手持ちタイプのベルトサンダーは、角型が主流だ。

角型は、卓上サンダーとしも使えるので人気がある。

角型は、2つのバリエーションでサンディングすることができる。

  • 手持ちでサンディング
  • 卓上でサンディング

手持ちでのサンディングは、テーブルの天版といった広い面を平らに仕上げるのに適している。

一方、卓上でのサンディングは、両手を使ってサンディングすることができるので、小さな材をサンディングするのに適している。

1台2役。

主流となるには、確かな理由があるのである。

なお、据え置きタイプのベルトディスクサンダーについては、下記のページで詳しく解説をしている。

おすすめのベルトサンダー5機種を比較

ベルトサンダーは、ベルトの当たる面が広ければ広いほど安定してサンディングすることができる。

つまり、ベルトの幅と周長は、なるべく大きいものが良い。

以降、ご紹介するベルトサンダーは、ベルトの幅と周長が大きいものを選んでいる。

  • 幅76mm × 周長533mm
  • 幅100mm × 周長610mm

それでは、おすすめのベルトサンダーを5機種ご紹介する。

もちろん全て、卓上でも使うことができる。

  1. ブラックアンドデッカー ベルトサンダー KA3000
  2. E-Value ベルトサンダー EWS-76VLN
  3. リョービ ベルトサンダー BE-3210
  4. マキタ ベルトサンダー 9903
  5. マキタ ベルトサンダー9404

木工DIY部では、ベルトサンダーの仕様は2つあると定義している。

  • DIY仕様のベルトサンダー
  • プロ仕様のベルトサンダー

それぞれの性能が把握できるように比較表を作成した。

比較表を見比べれば、どれを選ぶかが見えてくると思う。

特に商品レビューは参考になると思うので、ぜひ参照してほしい。

DIY仕様のベルトサンダー2機種
メーカー・ブランド E-Value ブラックアンドデッカー
機種 EWS-76VLN KA3000
画像 EWS-76VLN KA3000
モーター 単相100V 750W 単相100V 720W
ベルトサイズ 76×533mm 76×533mm
重量 3.2kg 3.3kg
付属品 集塵バッグ
ベルト #60・100・240 各1枚
クランプサポートレスト
クランプ(2個)
集塵バッグ
ベルト #80 1枚
集じん機アダプター
説明書(pdf) ダウンロードする ダウンロードする
評価ページ 商品レビューを見る 商品レビューを見る
価格 Amazon ¥7,386 \6,682
プロ仕様のベルトサンダー3機種
メーカー・ブランド リョービ マキタ マキタ
機種 BE-3210 9903 9404
画像 BE-3210 9903 9404
モーター 単相100V 620W 単相100V 1,050W 単相100V 1,050W
ベルトサイズ 76×533mm 76×533mm 100×610mm
重量 3.8kg 4.3 ㎏ 4.7 ㎏
付属品 集塵バッグ
ベルト #100 1枚
クランプセット
集塵バッグ
ベルト #80 1枚
集塵バッグ
ベルト #80 1枚
説明書(pdf) ダウンロードする ダウンロードする ダウンロードする
評価ページ 商品レビューを見る 商品レビューを見る 商品レビューを見る
価格 Amazon \19,391 ¥27,669 ¥29,596

なお、価格は変動するものだ。

この後、最安値が簡単にチェックできるリンク集も用意しているので、そこでしっかり確認してほしい。

1. ブラックアンドデッカー ベルトサンダー KA3000

KA3000

ブラックアンドデッカー KA3000は、DIY仕様のベルトサンダー。

モーターは、720Wと強力。

前輪がスリムに設計されているKA3000は、壁際といった狭いスペースの研磨に特に有効だ。

さまざまな場面で活用できるKA3000。

DIYにもってこいのベルトサンダーである。

KA3000は、アップハンドル型ではあるが、スタンドセットKA-S1-JPを別途購入すれば、卓上サンダーとして使うことができる。

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2. E-Value ベルトサンダー EWS-76VLN

EWS-76VLN

E-Value EWS-76VLNは、DIY仕様のベルトサンダー。

モーターは、750Wと強力。

EWS-76VLNは、回転速度を調整することができるので、材質や作業の内容に合わせて最適な回転数に合わせることができる。

また、付属のクランプで作業台に固定すれば、卓上ベルトサンダーとして使用することもできる。

DIY仕様では最高レベル。

EWS-76VLNは、DIYにおすすめのベルトサンダーである。

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3. リョービ ベルトサンダー BE-3210

BE-3210

リョービ BE-3210は、プロ仕様のベルトサンダー。

BE-3210は、コスパ最強の呼び声が高いベルトサンダーである。

無段変速機能を搭載。

作業台に固定ができるクランプも付属しているので、卓上ベルトサンダーとして直ぐに使用することができる。

DIYヤーからプロの木工家まで、幅広い層から支持されているBE-3210。

木工DIY部、一押しのベルトサンダーである。

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4. マキタ ベルトサンダー 9903

9903

マキタ 9903は、プロ仕様のベルトサンダー。

モーターは、1,050Wと超強力。

9903は、木工DIYの本場アメリカでも高く評価されているベルトサンダーである。

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耐久性、研磨力、静音性の三拍子が揃った9903。

ヘビーユーザーに、おすすめの1台である。

ただ、卓上用の固定金具が付いていないのは残念なポイント。

卓上のベルトサンダーとして使用するには、別売のサンダスタンド193055-3が必要となる。

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5. マキタ ベルトサンダー9404

9404

マキタ 9404は、プロ仕様のベルトサンダー。

モーターは、1,050Wと超強力。

ベルトの幅100mm × 周長610mm。

前述した4機種よりも、ベルトの幅と周長が大きい9404は、テーブルの天板のような広い面をサンディングするのに最適なベルトサンダーであると言えるだろう。

9404は、木工DIYの本場アメリカでも高く評価されているベルトサンダーである。

アメリカAmazonでマキタ 9904の評価を見る

耐久性、研磨力、静音性の三拍子が揃った9404。

ヘビーユーザーに、おすすめの1台である。

ただ、卓上用の固定金具が付いていないのは残念なポイント。

卓上のベルトサンダーとして使用するには、別売のサンダスタンド193055-3が必要となる。

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ベルトサンダーの番手の選び方

サンディングペーパーの番手の選び方

ベルトの番手は、#120と#240が主となる。

ちなみに、木工DIY部では以下のような選び方をしている。

ぜひ参考にしてほしい。

#60 木材の荒削り
塗装剥がし
サビ落とし
#80 非金属
木材の荒仕上げ
#120 木材の中仕上げ
#240 木材の仕上げ

ベルトサンダーの替えベルトを探す

ベルトサンダーの替えベルト

ベルトサンダーは、各メーカーから純正のベルトが製造販売されている。

とはいえ、替えベルトは互換性があるので、どれを選んでも問題がない。

ただ、ベルトのサイズを間違えないように注意が必要だ。

  • 幅76mm × 周長533mm
  • 幅100mm × 周長610mm

消耗品である替えベルトは、なるべく安く入手したいところだ。

最安値がチェックできるリンク集を用意したので、ぜひ活用してほしい。

なお、E-Value EWS-76VLNは、SK11製が純正ベルトとして市販されている。

※SK11とE-Valueは、藤原産業の商品ブランドである。

純正ベルト 最安値を探す
ブラックアンドデッカー
76×533mm
3枚入
#40
X33181
\728
#80
X33191
\728
#100
X33196
\1,348
E-Value
76×533mm
2枚入
#60
SK11 A#60
#80
SK11 A#120
\614
#120
SK11 A#180
\624
#240
SK11 A#240
\1,228
リョービ
76×533mm
6枚入
#60 #100 #240
6613082
¥2,322
リョービ
76×533mm
5枚入
#80
6611172
¥1,954
#100
6611182
¥1,986
#240
6611212
¥1,954
リョービ
76×533mm
10枚入
#80
6611171
¥3,721
#120
6611191
¥2,852
#240
6611211
¥3,646
マキタ
76×533mm
10枚入
#60
A-32487
¥2,557
#80
A-32493
¥2,198
#120
A-32518
¥2,212
#180
A-32530
¥1,782
#240
A-32546
¥1,782
マキタ
100×610mm
5枚入
#60
A-24169
¥1,782
#80
A-24175
\1,278
#120
A-24197
\1,634
#180
A-24212
\1,634
#240
A-24228
\1,634

目詰まり解消にベルトクリーナー

ベルトサンダーの目詰まりの除去に、大活躍するのがベルトクリーナーだ。

ベルトクリーナーは、筆記用具で例えるなら消しゴムのような役割りを果たす。

ベルトクリーナーは、ドラムサンダーやスピンドルサンダーにも有効だ。

ベルトクリーナーは、「YNAK製」と「P-TOOLS.COMで市販」されているものがいま人気がある。

このベルトクリーナーは、サイズが大きいので大変お買い得なのである。

目詰まりの解消に、ぜひおすすめする。

YNAK ベルトクリーナー 最安値を探す
150×25×25mm
¥1,780 Amazon
P-TOOLS.COMで市販されているベルトクリーナー
216×37×30mm
\1,650

防塵マスクとイヤーマフで万全な健康対策

ベルトサンダーには、集塵用のダストバッグが付属しているが完璧ではない。

微量であっても粉塵は身体に害だ。

屋外ならそこまで気にする必要もないが、屋内で長時間ベルトサンダーを使用するのであれば、やはり防塵マスクを着用したほうが良いだろう。

また、DIY仕様のベルトサンダーの騒音は、かなりうるさく感じるはずだ。

騒音対策には、イヤーマフが有効だ。

防塵マスクやイヤーマフについては、下記のページで詳しく解説をしている。

万全な健康対策で、あなたの木工ライフをぜひ充実させてほしい。

まとめ

ベルトサンダーおすすめ5機種のご紹介。

消耗品である替えベルト、番手の選び方についても解説をした。

ベルトサンダーは、サンディングの幅を広げてくれる電動工具だ。

この記事を参考に、あなたにとってベストなベルトサンダーを、ぜひ見つけ出してほしい。

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